寺井病院院長
手取の里施設長
島 隆雄
当院は、石川県民主医療機関連合会に結集する、病床数55床の小病院です。前身の寺井野診療所の時代からかぞえて60年以上の間、この地で医療活動を展開してきました。
当院の特徴は、地域におけるかかりつけ医として、急な病気から高血圧や糖尿病といった慢性疾患の治療、健康診断やリハビリテーション、高齢者の療養や認知症のケアなど幅広く相談を受け付け、地域の住民の方々の課題に取り組むということです。
また、ヘルスプロモーティングホスピタルとして地域住民の健康づくりにも取り組み、健康友の会の班会活動にも積極的に関わります。いわゆる生活習慣病の克服のために、ひとりひとりの特性や条件を考慮しながら食事や運動習慣などの生活改善のために援助をおこないます。
一方、健康に影響する社会的条件や健康格差にも注目し、特に貧困により生活が困窮している方を対象にした無料低額診療をおこなっています。
日々の医療活動や介護サービスの提供を通じて、この地域における 「安心して暮らし続けることのできるまちづくり」の一端を担うべく、力を尽くしていくことをお約束します。
寺井病院グループの花 「ミズバショウ」
5月中ば、清楚な姿の「ミズバショウ」の群生を白山に見ることが出来ます。空気・水など環境の良さがそろわないとなかなか群生しないと言われています。
「寺井病院グループ」は「ミズバショウ」のように、おだやかにそして共に助け合う気持ちを大切に人の和をもって、この地に根付いた医療・介護を目指すため、この花をシンボルフラワーとしています。